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巨大乳頭結膜炎
巨大乳頭結膜炎はまぶたの裏側である結膜にブツブツ(乳頭)が出来る眼障害です。一般的にgiant papillary conjunctivitisを略してGPCと呼びます。
巨大乳頭結膜炎にかかる人というのは10年ほど前までは年に数人程度でしたが、ここ最近は1日に何人もの方が巨大乳頭結膜炎で眼科を訪れています。コンタクトを使用している人が多いためなのか、増加原因はよくわかっていませんが、巨大乳頭結膜炎のためコンタクトレンズを使用出来ない方が増えているのは確かです。
コンタクトレンズ使用者の中でも、とくにソフトコンタクトレンズを使っている人に多くみられる症状で、煮沸消毒や、つけおき洗浄、連続装用を行っている人に起こりやすいです。ですが、酸素透過性ハードコンタクトレンズを使っている人でも起こることがあります。コンタクトを使用している方に起こる巨大乳頭結膜炎の場合の原因のほとんどはコンタクトレンズの汚れによるものです。
煮沸消毒はレンズにタンパク質が固着しやすいですし、つけおき洗浄はレンズの汚れが落ちにくいなどという特徴があります。それがレンズ汚れの原因となり巨大乳頭結膜炎が起こります。
注意しなければならないのはアレルギー性結膜炎と似ているという点です。診察さえ受ければすぐにわかることですので、自己判断せずに眼科医を受診して診断してもらうようにして下さい。
巨大乳頭結膜炎であることが分かると、つけおき洗浄を中止してクリーナーによるこすり洗いの実施、煮沸消毒からコールド消毒への変更などの対処が行われることになりますが、ひどい場合はコンタクトをやめなければならいこともあります。しかしほとんどの場合は装用時間の短縮、連続装用の中止などによって対処することが出来るでしょう。それでも改善されない場合には、コンタクトレンズの装用を中止することになります。